【各務原市の墓じまい】増加する改葬の背景と、市営「瞑想の森」合葬式墓地という選択肢

「お墓が遠くてお参りに行けない」 「子どもに代々のお墓を継がせるのは負担が大きい気がする」

近年、ご自身の代でお墓をしまう「墓じまい」を検討される方が増えています。岐阜市・各務原市周辺でも、少子高齢化やライフスタイルの変化に伴い、同様のご相談をいただくことが多くなりました。

この記事では、全国的なデータや各務原市の行政データを交えながら、墓じまいの進め方と市営の受け皿について分かりやすく解説します。


1. データで見る「墓じまい」の増加傾向

「お墓をしまう」という選択は、もはや特別なことではありません。厚生労働省が発表している「衛生行政報告例」によると、全国の改葬(お墓の引っ越しや墓じまい)の件数は年々増加傾向にあります。

  • 全国の改葬件数:
    • 2013年度:約7.7万件
    • 2023年度:約15.8万件(過去最多水準を更新)
  • 10年間で約2倍にまで急増しており、核家族化や少子高齢化の波を受けて、お墓のあり方を見直す世帯が急速に増えていることが分かります。

これほど多くの人が墓じまいを選ぶ背景には、主に以下のような理由があります。

  • 後継者の不在: 代々のお墓を守る人がいない、または遠方に住んでいる。
  • 維持管理の負担: 草むしりや法要、また将来にわたる管理費の負担を軽減したい。

2. 墓じまいの基本的な流れ

墓じまいを進める大まかなステップは以下の通りです。

  1. 親族・家族間での合意形成(後々のトラブルを防ぐため必ず事前に相談)
  2. 新しい供養先(改葬先)の決定(移転先がないと許可証が発行されません)
  3. 現在の墓地管理者への連絡・閉眼供養(魂抜き)
  4. 行政手続き(改葬許可申請)
  5. お墓の解体・撤去と遺骨の移動

3. 各務原市なら「公園墓地 瞑想の森」の合葬式墓地という選択肢も

墓じまいをした後の受け皿として、近年注目されているのが、遺骨を一つの大きなお墓に共同で埋蔵する「合葬式墓地(がっそうしきぼち)」です。

各務原市では、那加扇平にある市営の「公園墓地 瞑想の森」に合葬式墓地が整備されています。

💡 各務原市の合葬式墓地の主なデータと特徴

  • 使用料(料金): 1区画 80,000円(※一般的なお墓を建てる場合に比べ、初期費用や将来の維持費を大きく抑えられます)
  • 個別保管期間: 納骨された焼骨は、許可日から20年間は納骨室で骨壺のまま個別に保管され、21年目以降に他の焼骨と一緒に合葬室へ埋蔵されます(※4寸壺以下のサイズ制限等あり)。
  • 安心の管理体制: 後継者がいなくても無縁仏になる心配がなく、宗旨・宗派を問わず利用できます。

⚠️ 利用要件

各務原市の合葬式墓地を利用するには、「申込者が市内に1年以上継続して居住していること」、または「市内にゆかりのあった方の焼骨を所持していること」などの要件があります。


4. お墓のこと、相続のこと、まずはご相談ください

墓じまいは、お墓の撤去や行政手続きだけでなく、将来の相続や生前対策とも深く結びついている問題です。

  • 「うちの場合、どのような手順で進めればいい?」
  • 「改葬の書類手続きや、それに伴う親族間の話し合いに不安がある」

当事務所では、各務原市・岐阜市を中心に、相続や遺言、こうしたお墓の周辺のお手続きに関するご相談を幅広く承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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