特別受益①

生前に被相続人から贈与を受けた場合や遺言で贈与を受けた場合,
「特別受益」として贈与分を遺産に加えて総額を算定することがあります。(持戻し)
・例えば,マイホーム購入に際して500万円をくれた父が,2000万円の預貯金を残し死亡した。
 →父の遺産 2000万円+500万=2500万円
遺産の総額が変わると,法定相続分相当額や遺留分相当額も変わってきますので注意が必要です。

ただし,全ての生前贈与が「特別受益」となるわけではありません。
法律では婚姻・縁組みのための贈与や生計の資本のための贈与と定められていますので
贈与が特別受益にあたるか否かは慎重に判断する必要があります。
また,持戻しをする際の財産額は相続発生時点で評価するのが一般的です。