遺言とは
遺言とは自分の財産の分け方を決めておく手続です。
あらかじめ分け方を決めておけば無用な争いを避けることができます。
生前に自分の考えを伝えることができれば良いのですが、
家族全員に伝えるのは難しく、皆がそれに従ってくれるとは限りません。
また、死後に関することなので、話をするタイミングが難しいということもあります。
聞き手の理解度によっては、意図を誤って捉えられるおそれもあります。
遺言は自分の意思だけで作成できます。
単に思いを伝えるだけであればビデオレターでも構わないのですが、
法的な効果をもたせるためには形式を整える必要があります。
遺言は何度でも作成し直すことができます。
しっかりと自分の思いをとどけられるよう余裕をもって遺言書を作成しましょう。
遺言の種類
- 公正証書遺言
- 自筆証書遺言
- 秘密証書遺言
- 危急時遺言
遺言でできること
- 相続分の指定、指定の委託
- 遺産分割方法の指定、指定の委託
- 遺贈
- 遺言執行者の指定、指定の委託
- 遺留分侵害額の負担割合
- 5年以内の遺産分割の禁止
- 未成年後見人(監督人)の指定 など